try to doとtry doingの使い分け
try to do と try doing
try to do はtry + to不定詞の文で、try doingはtry + 現在分詞の文です。
直訳するところでは、とても似た表現ですが、ネイティヴスピーカーたちは明確にそれぞれを使い分けをしているようです。
今日はそんなtry to doとtry doingに着目して勉強していきたいと思います!
try to do を使う場面
先ほども前述していますが、try to doはto 不定詞を使った文です。
to 不定詞には名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の3つがあります。
①名詞的用法 I start to learn English. 英語の勉強を始めます。
②形容詞的用法 I have many work to do. しなければいけないたくさんの仕事があります。
③副詞的用法 I go home to watch the TV show. テレビ番組を見るために帰ります。
詳しく書いた記事もありますので、復習したい方はこちらからどうぞ^ – ^
【中学英語】to不定詞の用法をまとめて解説!名詞・形容詞・副詞的用法
そして、try to doは、上記の3つの用法のうち、名詞的用法で使われます。
My brother tried to solve the problem. その問題を解決すること に挑戦した。(を試した。)
He tried to fix my car. 私の車を直すこと に挑戦した。(を試した。)
She tried to make cookies. 彼女はクッキーを作ること に挑戦した。(を試した。)
このtry to doという表現をする時、それは、少し難しいことへの挑戦するという意味が入っています。失敗するかもしれないし、できるかもしれない。そんな時に使うのがこの表現となります。
try doing を使う場面
try doing のdoingは動名詞と呼ばれ、動詞と名詞が合体したような言葉です。現在分詞も動詞のing形でかたちは同じものになりますが、少しだけ使い方が異なります。
詳しくは、こちらに別記事がありますので興味があればどうぞ^ – ^
running 走っていること
adding 加えること
calling 電話していること
try doingを使う場合は、その動作に先ほどのような”難しさ”へのニュアンスはありません。例えばこんな例です。
Do you want to try jogging together? 一緒にジョギングしてみない?
Try calling me later. 後で電話してみて?
Will you try adding a little more pepper to the stew? そのシチューにもう少しコショウを加えてくれる?
このように、tryという動詞を使ってはいますが、何か難しいことに挑戦する。という感じでは使いません。
これが、try to doとtry doingの使い方の違いなんです。
try to do 何かに挑戦するニュアンスがある
try doing 挑戦するのではなく、「〜してくれない?」というようなニュアンスがある。
細かい違いではありますが、ネイティヴスピーカーたちのニュアンスを知れば知るほど自分もネイティヴスピーカーに近づいていきますので、覚えておいて損はないと思います^ – ^
Let’s try to learn!
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