【YouTube先生】貸す借りる lendとborrowの使い方の違い

貸すと借りる lendとborrowの使い方の違い

日本語ではものを借りる時、貸すとき、どちらも似た言葉ですが、それぞれが区別されています。

漢字も借りると貸すでは異なって割り当てられています。

誰からから、自分へものが来る場合は「借りる」

自分から誰かにものがいく場合は「貸す」

という違いが、主な使い分けですよね。

英語でも同様に、それぞれの貸し借りの「方向」によって、lend、borrowの使い分けを行います。

今日はより詳しく理解するためにmmmEnglishのEmma先生の動画から勉強していきたいと思います!

lend貸すとborrow借りるの違い

to lend 貸す

to borrow 借りる

lendの使い方

まずは、lendから勉強したいと思います。

lendは貸すという意味で、誰かに何かを与えて、それが戻ってくるということを意味した動詞です。

I will lend you some money when I get paid.  

He lent his car to a friend for the weekend.

文章の構成は

SVOO  主語  lend  誰に  何を 

SVO+to 人 主語  lend  何を to  誰に

この2通りが一般的です。(誰にという目的語を省くことも可能ですが、貸し借りの文の場合には、誰に貸すのかという情報はとても重要なので、あまり省かないと思います。)

 

またこのlendですが、イギリス英語とアメリカ英語での違いがあります。

イギリス英語では、lendですが、アメリカ英語ではloan

イギリス英語 Can you lend me some money?

アメリカ英語 Can you loan me some money?

お金以外の場合でも同様にloanという動詞を使うことができます。日本人にとっては、ローンという言葉は、お金を借りるという意味で使いますので、少し違和感がありますね。ただ、私はアメリカ人の友人にlendを使っていましたが普通に通じます^ ^

borrowの使い方

次にborrow借りるについてです。

borrowは借りるという意味で、誰かから自分に対して何かが与えられて、それを返す場合の表現です。

Can I borrow a pen?

Can I borrow your phone to call my mom?

日常会話では、欠かせないフレーズだと思います。

構成は

SVO  主語  borrow  何を

となります。

もし、誰から借りる。という情報を付け加えたい場合には、from 誰々を語尾に置けばOKです。

I borrowed a pen from him.

 

そして、lendもborrowも下記のような場面では、同じような意味合いとして両方使うことができます。

Can you lend me your car for the weekend?  週末のために車を私に貸すことできる?

Can I borrow your car for the weekend?  週末のために車を借りてもいい?

どちらも同じとても似た意味ですが、当然文章の構成としては異なっています。

注意点としては、このような文章はNG。

✖️ Can I lend me your car for the weekend?

✖️ Can you borrow me your car for the weekend?

lendは貸す側の所有するものに対して使うことができる動詞です。ですので、このように使ってしまうと意味が通じません。直訳すれば、私は私にあなたの車を貸せる?とよくわからないものになってしまいます。

また、borrowも借りるという言葉です。そして、上の例文では、車を所有しているのは、「私」ではありません。ですから、直訳で、あなたは私にあなたの車を借りれる?というような意味のよくわから似文章構成となってしまいます。

意外かもしれませんが、このような間違いは頻繁に起こりがちです。しっかりとlendが使えるシチュエーションとborrowが使えるシチュエーションを理解しておきましょう。

 

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