自動詞/他動詞 look
意味 ~をみる
とても基本的な単語look。多くは、自動詞として使われます。Lookの後ろに特に言葉(目的語)が来なくても通じるどうしです。
よく会話でも、「ほら見て!」というとき、Look!とよく使います。
他にもLook at that! あれを見て!などもよく耳にしますね。
また注意したいのは、このような命令文の形でない場合。Lookの意味が「見る」という意味から少しだけ変化します。
You look beautiful. 君はきれいだね。(きれいに見えるよ。)
You look tired. 君は疲れてるね。(疲れて見えるよ。)
このように、自分以外の主語が来る場合は、「~に見える。」という意味になります。
▶︎動詞LOOKと前置詞-at-for-to-into-on-beyond-との組み合わせ
さて、では本題の前置詞と組み合わさるとどういう意味となるのか、確認してみたいと思います!
まず相性のいい前置詞は以下がメインになります。
at ~で
for ~ために
to ~へ
into ~の中へ
on ~の上で
beyond ~を超えた
look at ~を見る
lookと前置詞との組み合わせで最も、簡単でなおかつ使用頻度の高い組み合わせです。
atはあるポイントを表しますので、Look atで、「~をみて」という意味となります。
Look at that. あれをみて。
Look at me. 私をみて。
ちなみによく似た表現で、take a look at ◯◯というものがあります。
この場合は、「ちょっと見て」「ちらっと見て」というように、一回だけ少し確認して?というような場合に使われます。
Take a look at my son, please? 息子をちらっと見てくれない?(手が離せないような場面で)
aがlookの前についているので、それは、回数を持ったものとして考えることができます。そしてaは一回という意味にもなります。そのため、「ちらっと」という意味合いとなります。
look for ~を探す
この組み合わせは、ほとんどの方もご存知ではないでしょうか。be looing forで覚えている方が多いかもしれません。
探しているという場面では、現在進行形で、be looking forを使いますが、現在形はあまり使われません。
I’m looking for the rest room. トイレを探しています。
✖I look for the rest room. こう言ってしまうと、習慣的にいつもトイレを探しているように聞こえてしまいます。
look to ~に気をつける、~を頼りにする
toは「〜へ」「〜に対して」という意味があります。
toは「〜に対して」という意味もあることから、「〜に対して見る」つまり「気をつける」という意味になります。
We need to look to a stray dog in this town. この街では野良犬に気をつける必要があるよ。
また、「を頼りにする」という意味とは結びづらい感がありますが、toの「に対する」という意味とlook「を見る」を合わせて、「頼りにする」という意味となります。
I look to my father for help. 父を頼りにする。
look into ~を覗き込む、〜を調査する
intoの「〜の中に」という意味から、覗き込む。という意味となります。
また、「覗き込む」つまりよく見る中身を見る、という意味から「〜を調査する」という意味でも使われます。
He looked into the well. 彼は井戸を覗き込んだ。
She looks into stratum. 彼女は地層を調査しています。
look on ~を傍観する
look onで「〜を傍観する」と使います。
見ているだけで特に何もしない、しようとしない様子を表したりするときに使います。
He looks on dream without doing.
She always looks on good side. 彼女はいつもいい面ばかり見る。
また少し違う意味に使うこともできます。
look on as 〜を〜とみなす
他にもasを付け加えることで「〜を〜とみなす」と使うこともできます。
I look on him as lazy. 私は彼を怠け者とみなしている。(怠け者だと思っている。)
look beyond ~の先を見据える
beyondは「を超えて」という意味があります。
超えたところを見るということから、「先を見据える」という意味で使います。
Look beyond the bridge. その橋の先を見て。
Look beyond immediate the goal. その目先のゴールの先を見ろ。
コメントを残す