14のシチュエーション別 仕事でスマートに見せる英語フレーズ
仕事での英語の言い回しって少し難しいですよね。
もちろん簡単な表現で伝えられるのであれば、ほとんどそれで十分です。
ただ、今回はあくまでビジネスとして考えたとき、よりスマートに自分を見せるための助けとなるフレーズを14つのシチュエーション別で紹介していきたいと思います!
シチュエーション1 資料の修正
make changes 変更を加える
Can you please make changes to the document? この資料に変更を加えてくれますか?
changeをそのまま使ってしまうと、「変更する」となってしまいます。資料そのものを変えて欲しいわけではなく、その一部を変更してもらいたい、というときに使うと便利です。
ただ、このセリフを言ったなら、どこを変えて欲しい?ときっと聞き返されることでしょうから、その答えはちゃんと用意しておいてくださいね^ – ^
modify 修正する
Can you please modify the document? この資料を修正してくれますか?
make changesとほぼ同じ意味で使うことができます。modifyというとなんだか、何かを改造するように聞こえてしまう方もいるかもしれませんが、全く不自然ではない使い方です。さっきの例と同じようにきっとこのセリフを言えば、どこに修正が必要?と聞かれると思います^ – ^
シチュエーション2 提案の承認
approve 承認する
Our department approved our proposal. 私たちん部門は私たちの提案を承認しました。
approveは会社員であれば、かなり身近な言葉ですよね。私も何かを購入する際には、必ず誰かのapproveを必要としています。またぜひ覚えておきたいのが、proposal提案という単語です。仕事でかなり使います。
authorize 承認する
Our department authorized our proposal. 私たちん部門は私たちの提案を承認しました。
このauthorizeも承認を意味しますが、approveより更に権威のある立場の承認という感じがします。
権限を与えるとか、〜の根拠を与えるといった意味もありますし、少し重たい感じですね。例えばセールスマンがカスタマーに対して、この製品は◯◯機関に公認されたものなんです。とかそんな風に使ったりもします。
シチュエーション3 仕事を任されたとき
Sure もちろん
Sure, I will do that right way. もちろん、私は正しい方法でそれを行います。(ミスをしないでやりきります。)
sureは他にも、「make sure確認して。」や「I’m not sure.わかりません。」と言ったようにたくさん使います。もちろん、やります。というようにも使うことができてとても便利です。
Certainly 必ず
Certainly, I will do that right way. 必ず、私は正しい方法でそれを行います。(ミスをしないでやりきります。)
必ずやります。というとき、sureよりももっとフォーマルな言い方がcertainlyになります。確かに、という意味だけで覚えていると、応用が利かないので、例文のように、「必ず」という意味で使えることを知っておきましょう^ – ^
シチュエーション4 失敗で罰について言及するとき
punish 罰する
Be careful, our board will punish you for that decision. 気をつけて、私たちの取締役会はその決定によってあなたを罰するつもりだ。
punishは例えば、子供が悪さをして、罰する、しかる必要があるときにも、同じように使うことができます。
penalize 罰する
Be careful, our board may penalize you for that decision. 気をつけて、私たちの取締役会はその決定によってあなたを罰するかもしれない。
punishよりかはフォーマルな表現です。もし、よりかしこまった表現をしなければいけない場合、例えば、お客様への説明で、◯◯を罰すると表現する場合には、penalizeを使うことができます。
シチュエーション5 何かを整理し説明するとき
means を意味する
This bar in the graph means that sales are decreasing. グラフのこの線は、売上が減っていっていることを意味します。
meanは仕事以外でも、かなり耳にする表現です。
例えば一言目、相手が自分の言ったことをしっかり理解できていないと感じたとき、I meanを使って、もう一度言い直すことで、「こういうつもりで言ったんだよ。」「こういう意味だよ。」と伝えることもできます。
illustrate を示す
This bar in the graph illustrates that sales are decreasing. グラフのこの線は、売上が減っていっていることを示しています。
meanより学術的で、フォーマルな表現です。「〜を示している」という表現ですから、なかなか日常会話では聞くことは多くはありません。学校の授業や、プレゼンなどでよく聞く表現です。
シチュエーション6 やり方を聞く場合
find one’s way around やり方を見つける
Are you able to find your way around in the new software? その新しいソフトウェアであなたのやり方を見つけることはできる?(あなたのやり方を教えてもえらますか?)
例文の訳では少しわかりづらいかもしれませんが、「どうやってつかうのかを聞いている。」表現です。
navigate 案内する
Are you able to navigate in the new software? その新しいソフトウェアで案内してもらえる?(やり方を教えてくれる?)
案内するということはつまり、「使い方を教えて」という意味にもなります。何となく、道案内にしか使えないと思うかもしれませんが、こう言った使い方も全く不自然ではありません。
シチュエーション7 製品の説明の際
be from 〜から来ている
This product is from China. この製品は中国から来ています。
よく自己紹介で、I’m from Japan.と習ったりしますので、皆さんも知っている表現ですよね。
自己紹介以外にもこのように、◯◯はどこから来てるんだよ。つまりどこ製だ。と表現することができます。
originate 〜製である
This product originates from China. この製品は中国製です。
be fromよりもフォーマルな表現です。もしセールスで商品説明するならこちらの方がいいかもしれませんね笑
でも、アメリカ人は大抵みんなフレンドリーですから、人によってという感じです。
シチュエーション8 許可を仰ぐ
let 〜させて
Will they let us go ahead with this project? 彼らはこのプロジェクトを私たちに進めさせてくれますか?(進めることを許可してくれますか?)
letはもっとシンプルな例だと、
Let me know. 知らせてね。
I’ll let you know. 知らせるよ。
などもあります。とても便利で、ネイティヴスピーカーもバンバン使うので、使えるといいですね^ – ^
allow / permit 許可する
Will they allow(permit) us go ahead with this project? 彼らはこのプロジェクトを私たち進めることを許可してくれますか?
letは許可を得る表現ですが、こちらのallowやpermitはより、その許可の所在がはっきりさせます。しっかりと許可をとって、物事を進める必要がある場合に使います。
シチュエーション9 目標の確認
goal ゴール
What are our goals for the project? このプロジェクトでの私たちのゴールは何ですか?
goalゴールは日本人で英語に興味がない人も知ってる言葉ですよね。少し口語的で、カジュアルな会話で使われる感じがします。
objective 目標
What are our objectives for the project? このプロジェクトでの私たちの目標は何ですか?
目標はなんですか?という表現。これはかなり使います。
仕事であれば、何のプロジェクトであっても目標となる数値があるはずですよね。今より売上20パーセントあげたいとか。
そういった目標が不明確なときに使うことができます。
シチュエーション10 なにかを説明する
explain 説明する
Could you please explain in more detail? もう少し詳細を説明してくれますか?
explainは説明するという動詞ですので、何か説明を求めたいときに使うことができます。フォーマルな場面でも全く問題ありません。
elaborate 詳しく述べる(説明する)
Could you please elaborate in more detail? もう少し詳細を詳しく述べてくれますか?
explainとの違いは、詳しく述べてその後、理解できたかどうかは受け取り手次第というニュアンスがあります。
explainは説明側が相手に理解させようとする。
elaborateは単により詳しく説明を加える。
Could you please elaborate in more detail? もう少し詳細を詳しく述べてくれますか?
とお願いした(聞いた)側は、もう少し詳しく言ってくれれば、自分で内容を理解をして、更に言えば自分で別の視点でも考察する。という感じが入ります。相手の説明はあくまで情報、そこからいろんなものを読み取るのはあくまで自分だ。という具合です。
ですから、このセリフは、部下が上司にプレゼンしており、上司がこのセリフを言ったという情景がぴったりです。
シチュエーション11 頻度を話す
sometimes 時々
Sometimes I go the tea room. 時々お茶室に行ってるよ。
sometimesは時々ですよね。特に難しいことはありませんが、この言葉を使いこなすこともネイティヴスピーカーに近づくために必要です。頻度についての表現を覚えることでより、的確に状況の説明ができるようにしておきたいところです。
occasionally 時々
Occasionally I go the tea room. たまに(時々)お茶室に行っているよ。
sometimesよりか、それが起こる頻度が少ないです。日本語でいうと時々というよりも「たまに」という意味で覚えておいて問題ないです。
シチュエーション12 何かの前に行うこと
before の前に
Before you log in, please check with your supervisor. ログインする前に、あなたの監督者と確認してくださいね。
◯◯をする前に、◯◯をしてください。
これはこのケース以外にも必ず遭遇することがあるシチュエーションだと思います。
家に入る前に靴を脱いでください。
来る前に電話してください。
書類を出す前に事前に自分で確認してください。
例えば、このような表現にはbeforeが欠かせません。
prior の前に
Prior to logging in, please check with your supervisor. ログインする前に、あなたの監督者と確認してくださいね。
もしお客様への電話対応などで、◯◯の前に◯◯をしてくださいと言いたいのであれば、こちらの表現をオススメします。
もちろん前述のとおりアメリカ人はフレンドリーですし、お客とお店は対等という感じなのであまり問題にはなりませんが、よりプロフェッショナルな対応をする必要がある場合、beforeよりもよりフォーマルなこちらの表現を使うといいでしょう。
シチュエーション12 承認してもらう、する場合
follow 承認する
Please follow our standard operating procedures. 標準の操作手順に従ってください。
なんだか、何かの製品の付属説明書に書いてありそうなセリフですね笑
もうある意味定型文化しているかもしれません。
abide by 従う
Please abide by our standard operating procedures. 標準の操作手順に従ってください。
受け入れるという意味もあり、尊重してくださいという感じのニュアンスが含まれます。
申し訳ありませんが、従っていただけますか?という際には適した表現です。
シチュエーション14 例を出して説明する場合
like のように
We have many other products, like apples, bananas etc. りんごや、バナナなどのようなたくさんのその他の製品があります。
likeは「〜のような」という言葉ですが、例のように、つなぎ言葉としても使うことができます。
such as 〜といった/ for instance 例えば
We have many other products such as(for instance) apples, bananas etc. リンゴや、バナナなどといったたくさんのその他の製品があります。
such as 〜といった、という表現はビジネスでも頻出します。自社製品の説明のような場面でも、
◯◯といった背景があり、
◯◯といった自社製品
のように何かの説明に更に補足を加える役目があります。
また、例えば、という表現もまた有効です。For example も例えばという意味ですが、For instanceの方がなぜか私の身の回りでは使われています。(サウスカロライナ在住)
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