目的格っていったい何?わかれば難しくないその用法
目的格って聞くと、なんだかとても難しそう(>_<)
でも分かってしまえばそんなことはないんです!きっとこの「格」っていう漢字がそうさせているだけで笑
では、目的格ってなんだっけ?という話を今日はまとめてみたいと思います!^_^
目的格の種類まとめ
I my me mine アイマイミーマインって聞いたことありますか??これは「私」という代名詞に対して、主格→所有格→目的格→独立所有格の順番に並べて覚えるというもの^_^
ちなにみ、その主格→所有格→目的格→独立所有格を日本語では「~は」「~の」「~に、~を」「〜のもの」となりますよね。
兄が物覚えの悪い私に「はのにをい」って覚えるんだぞ!わかったな!と言っていたのを思い出します。(~_~)
歯のにをいって^_^。。
この覚え方がいいかどうかは置いておいて、meは「私に」や「私を」という意味です。
まず、イメージを持ちやすいように目的格をまとめておきます(^-^)
me 私に、私を
you あなたに、あなたを
him 彼に、彼を
her 彼女に、彼女を
us 私たちに、私たちを
them 彼らに、彼らを
them 彼女らに、彼女らを
it それに、それを
them それらに、それらを
Tom トムに、トムを
どれも「〜に」「〜を」という意味ですね^ – ^
日本語でも誰々に〜渡す。とか誰々に〜を教える。という文章を作ったりしますが、それと同じです。
ルールとして動詞の後にこの目的格がきます。日本語の場合は逆ですね。誰々に〜する。なので、目的格が先にあって動詞が付いて来る形をとっています。
例文を見ながら確認して見たいと思います!
基本的な例文
Give me a second? (私に)時間くれる?
He made me angry. 彼は私を怒らせた。
I appreciate you. 私はあなたに感謝します。
I give you it. それをあなたにあげるよ。
I like him. 彼を好き。
I love her. 彼女を愛してる。
I know them. 彼らを知ってるよ。
I like it. それ好きだよ。
I buy them. それらを買うよ。
これら例文では、目的格で「~に」もしくは「~を」と表現しているのが分かってもらえるでしょうか?
さてさて、ではとても勘違いしやすいポイントがあるので、そこを押さえておきたいと思います!
混乱を招きやすい注意ポイント
私もよく混乱するポイントがあったので、ぜひ確認しておきたいと思います!
例えば以下のような例文がありましたね。
I give you it. それをあなたにあげるよ。
この場合には、youもitも目的格なんです!
この日本語訳を見てみると「それを」と「あなたに」どちらも「を」と「に」が入っています。
そのためどっちが目的格なんだ?!と混乱しやすいんですが、そのままどちらも目的格です^ – ^
I give you it.という例文の目的格を考える
ではitを省いて「あなたにあげる」という文だったらどうでしょう?
itを抜いて、I give you.となります。この場合youが目的格ですね。
それでは「それをあげるよ。」という文だったら?
そう。「I give it.」となります。この場合には、itが目的格です。
実は第四文型という形だった
もう少し踏み込むと、このI give you it.はSVOOという第四文型と呼ばれるものなんです。
これに関しては、もう少し詳しく、分かりやすく解説していきたいと思いますので、気になる方はそちらを見てみてくださいね。
記事を書いたらリンクを貼ります^ – ^
そして、注意ポイントだけ、書いておくと、SVOOの文は「〜に」「〜を」という順番で構成します。
つまりI give it you.は正しい文章ではありません。
これでは、「〜に」「〜を」という順序で考えれば、こう訳してしまします。
「私はそれにあなたをあげます。」
意味がよく分からなくなってしまいますね笑
ただ実はこんな方法もあるんです!
I give it to you. それをあなたにあげます。
youの前にtoを入れるとしっかりとした文章に変身してしまうんです!
toを使うのがポイントになりますが、これもまた、別のトピックスでもう少し詳しく説明します^ – ^
どんどん詳しく詳しくと脱線気味ですが、目的格は文章の中でいう「〜に」「〜を」を司る部分。
一つのルールとして、目的格は、動詞の後についてくると考えてしまってもいいかもしれません。
そして、2個連続で目的格を並べることもできる。
その場合は「〜に」「〜を」の順番になります。
「はのにをい」が活躍してくれるかもしれませんね笑
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