【中学英語】前置詞toとforの違いを超簡単に解説

前置詞toとforを明確に使い分けるポイント解説

toとforはどちらも似たような場面で使われるし、とても似たような意味ですので、混乱してしまいますよね^ – ^

今日はそんなtoとforをそれぞれの使い所の例文を交えながら解説してみたいと思います!

早速ですが、以下の例文の違い、分かりますか??

例文 I give you a cake to her.  彼女にケーキをあげるよ。

I make a cake for her.  彼女にケーキを作るよ。

前置詞toの使い方

前置詞の中でもかなり使用頻度が高いこのtoですが、どんな時に使うかおさらいしておきたいと思います!

少し意外に感じる部分もあると思いますので、大事なポイントがあります。

まず、真っ先に思いつくのは「方向や向かう先」ですよね^ – ^

例えば、こんな例です。

例文 I go to school.  学校に行く。

He come to this office.  彼はこのオフィスに来るよ。

このケースでは「方向」を示す意味でtoを使っていますね^ – ^

では、こんな例ではどうでしょう?

例文 I was listening to the teacher.  私はその先生の言うことを聞いていました。

Keep to right lane.  右車線を維持して。

あれ?この場合には、あまり方向がはっきりと分かりませんね??

そう。toには「方向」以外にも「対面する」と言うイメージもあるんです。

つまり、「〜に対して」と言う意味も含まれます。

この場合には、先生の話に対して、聞いていた。右車線に対して(について)それを維持して。と言うように考えます。

ではforの使い方はどうでしょうか?確認してみましょう!

前置詞forの使い方

forも実は方向を示す意味を持っています。

先ほどのI make a cake for her.  彼女にケーキを作るよ。と言う例文。

これは「彼女」に方向が向いていますね^ – ^

ただ、それが、彼女の手に渡ったかどうかまでは分かりません。彼女はそこにいませんからね^ – ^

方向を示しつつもそれが到達したかまでは分からないのがこのforになります。

また、方向だけを意識するのではなく「〜のために」という意味を意識するとより明快に使い分けられると思います。

例文 I was waiting for you.  あなたを待っていたんだ。

これもややこしい例文ですね(>_<)

この場合、一見先ほどのtoの対面した場合の使い方のような気がしてしまいます。

ただ、待っていたと言う相手が「その場にいない状況で待っていました。」

ですから、方向性のみ示して、到達したか(この場合には相手が来てくれたのか)が分からない状態だったので、forを使います!

基本的な例文

I am making some cookies for you.

私はあなたのためにクッキーを作っています。

 

She gave beautiful flowers to her sister.

彼女は彼女の妹に美しい花をあげました。

 

He teaches English to his brother.

彼は彼の弟に英語を教えます。

 

They are studying for themselves.

彼らは彼ら自身のために勉強しています。

 

Do you talk to him?

あなたは彼に話すのですか?

 

She played a piano for her students.

彼女は彼女の生徒のためにピアノを弾きました。

 

Why did you give the bicycle to him?

なぜあなたは彼にその自転車をあげたのですか?

 

Don’t give any food to the dog.

その犬に餌をあげないで。

 

I told an interesting story to them.

私は彼らに面白い物語を話しました。

 

What gift do you give for her?

なんの贈り物を彼女にあげるんですか?

ワンポイントアドバイス

I gave a book to you.のように動詞の後に、〜を(目的格)を持って来た後、〜に(to/for)とつなげる文体です。

次にI give you a book.のようにS主語V動詞O間接目的語O直接目的語と行った順番も成り立ち、どちらもあなたに本をあげます。という意味となります。

 

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