現在進行形とは、「〜している」という表現に用いられます。
例えば、「私は歩いている」「私は話をしている」「私は鳥を観察している」など、動作を行なっている状態を表現します。
作り方はbe + doingのように、be動詞と一般動詞のing形の組み合わせます。
先ほどの例でみてみるとこうなります。
I am walking. 私は歩いている。
He is talking. 彼は話をしている。
We are watching a bird. 私たちは鳥を観察している。
主語によってbe動詞は変化するのは、be動詞単体で使う場合と同じです。
一般動詞のing形変化のルール
一般動詞をing形にする場合、いくつかのルールが存在ます。
①play ➡︎ playing
②come ➡︎ coming
③see ➡︎ seeing
④lie ➡︎ lying
①のケース 例Playing
この場合、一般動詞にingをつけるだけになります。
元になる動詞の末尾がeで終わらないこと。
②のケース 例Coming
元の動詞の末尾がeで、そのeの前が、子音(a i u e o以外)の場合に、eを消してingをつけます。
comeのeの前はmなので、子音です。なので、eを消して、ingをつけるだけ。
③のケース 例Seeing
動詞の末尾がeで、そのeの前が、母音(a i u e o)の場合、eを消さずに、ingをつけるだけ。
つまり、末尾にeがあってもその前に来る文字が母音の場合は、①のケースと同様にingをつけるだけになります。
④のケース 例lying
動詞の末尾がieで終わる場合、ieをyに変えて、ingを付け足します。
dieという動詞も末尾にieがありますので、yへ変えて、ingを付け足して、dyingと変化します。
その他のケース
動詞の末尾がnが来る場合、nをもう一つ追加してingになったりもします。
run ➡︎ running
begin ➡︎ beginning
ただ、しない場合もあります。
open ➡︎ opening
動詞の末尾がtが来る場合、tをもう一つ追加してingになったりもします。
sit ➡︎ sitting
それをしない場合もあります。
visit ➡︎ visiting
実は、重ねるか、重ねないかは、発音のアクセントや、短母音といった発音の強弱によるものです。実際には慣れて覚えてしまった方が、楽なので、今回は割愛します。
その他の例外としては、picnicなどもあります。picinickingと変化しますが、これもingをつけた際にpicnicingだとピクニッシングと読めてしまい、元のピクニックの’’ク’’の発音を残すために、ck「ク」にingをつけています。
現在進行形の否定文
be動詞のみで構成された文を否定文にする際のルール、be動詞の後にnotをつける。
これと全く同じです
Be動詞の文 I am Ken. ➡︎ I am not Ken.
現在進行形の文 I am watching TV. ➡︎ I am not watching TV.
同じようにbe動詞の後ろにnotを置きます。
ちなみに、主語とbe動詞は省略でき、またbe動詞とnotも省略できるのは、be動詞のみのときと同じです。
He is ➡︎ He’s
is not ➡︎ isn’t
現在進行形の疑問文
疑問文の作り方もbe動詞だけの構成の場合と同じです。
be動詞を文頭に移動し、その始めの文字を大文字にする。そしてクエスチョンをつけるだけです。
Be動詞の文 You are a student. ➡︎ Are you a student?
現在進行形の文 You are watching TV. ➡︎ Are you watching TV?
現在進行形を作れないケース
実は、中には現在進行形を使えないケースがあります。
それは、like love live knowなどなど。他にもたくさんあります。
これは、状態を表す動詞で、すでに、現在進行形で表現しないでも「〜している」という意味を持つ動詞です。
例えば、likeは「好き」という意味ですが、好きな状態を表しています。一回一回、好きという動作をするわけではありませんよね?
loveもliveもknowも同じで、毎回その動作をするわけではありません。それだけの動詞で、愛してる、住んでいる、知っている。という状態を表しているんです。
逆に、現在進行形を作れる動詞は、現在進行形出ない原形時に、一回一回、その動作をすることができます。
eatを例に挙げれば、「食べる」という動作はその都度行うものですよね。だから、それを続けてしている時に、現在進行形の出番。となるわけです。
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