自動詞 arrive
意味 ~に到着する。
自動詞ですから、I arrive. のように主語とarriveだけで、意味が通じます。
I arrive. 私は到着する。
そして、さらにどこに到着するか、によってinを使うのかatを使うかの使い分けがあります。また、時間に対してもinとatは使えます。
それでは、そんなarriveが接続詞とinやat組み合わされるとどう場所や時間に対して表現できるのかを今回は解説してみたいと思います。
▶︎動詞ARRIVEと前置詞-in-at-onとの組み合わせ
まず相性のいい前置詞は以下の3つがメインになります。
in ~の中で
at ~で
on ~の上に
inとatはどちらも時間、または場所についての表現する場合に使うことができます。
そして、どちらをどのシチュエーションで使い分けるのかが、なかなか判別しづらいというのが多くの方の悩みだったりします。
inは「~の中に」というように、ある範囲を示します。
atは「~で」と訳しますが、ピンポイントの時間、場所を示す前置詞です。
arrive inの使い方
arrive in ~に到着する
inという前置詞には先ほども書いたようにある範囲を示します。
ですので、arriveと組み合わせると、ある範囲にという着する。比較的広い場所や範囲のある時間に対して使います。
場所で使うarrive in
I arrived in Tokyo. 東京に着いた。
時間で使うarrive in
I arrived in September. 9月に到着しました。
場所と時間両方に使うarrive in 場所 in 時間
I arrived in Tokyo in September. 9月に私は東京に着きました。
この場合、inが2回登場しますが、全く問題ありません。
また、場所、時間どちらを先に言うべきかですが、場所を先に言うほうが主流な気がします。文法的にはどちらでも正しいです。それはきっと場所の情報の方が、時間に比べて重要度が高いことが理由だと思います。
日本語でも、「私は、到着したんだよ。9月にね。東京に。」という文章と、「私は、到着したんだよ。東京に。9月に。」という文だったら、後者のほうがしっくりきますよね。
それと同じです。
英文では、先に結論を言う。先に重要なことを言う。というのが基本的なルールですので、それに則って考えると、場所の方が重要だよね。ということで、まず場所の情報。次に時間の情報。という構成が多い理由です。
arrive atの使い方
arrive at ~に到着する。
atの場合は、inと異なり、狭い範囲に対しての表現になります。at Tokyo stationと言えば、「東京駅で」というように、ピンポイントに位置を示すことができます。
時間の場合も同様で、at 9pmというなら、「ちょうど午後9時」という意味になります。
場所で使うarrive at
I arrived at Tokyo station. 東京駅に着いた。
時間で使うarrive at
I arrived at 9pm. 午後9時に到着した。
場所と時間両方に使うarrive at 場所 at 時間
I arrived at Tokyo station at 9pm. 9時に私は東京駅に着いた。
この場合、atが2回登場しますが、全く問題ありません。
場所、時間、両方登場する場合は、場所から言うほうがベター。
arrive onの使い方
arrive on ~に到着する。
onを組み合わせる場合です。
前置詞の記事でも書いていますが、時間、日付などの情報量によって、atとonの使い分けがありました。
on Monday
on Tuesday morning
on July 4th
on the weekend
このように、曜日に関する場合、日付の日にちまで言う場合、週末などにonは使われます。
場所の場合に使うなら、何かに乗っかっているイメージの場合にも使えます。
on the table.
on platform 3.
on the second floor.
それを踏まえてarrive onを使います。
場所で使うarrive on
I arrived on the second floor. 2階に着いた。
曜日、日付で使うarrive on
I arrived on July 4th. 7月4日に到着した。
場所と時間両方に使うarrive on 場所 on 曜日、日付
I arrived on the 100th floor on January 1st. 1月1日に100階に到着した。
すみません。かなり無理やりな文章です。あくまで基本的なルールに則って考えるとこうなるということだけ理解してください。
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