【中学英語】▶︎動詞GOと前置詞-at-for-by-through-across-with-との組み合わせ

自動詞 go

意味 行く

goはかなり基本的な動詞です。

自動詞に分類され、goの後ろに名詞を置く必要は必ずしもありません。

よく使うフレーズだと、I go to どこどこ。という文ですが、I goという2つの単語だけでも、「私は行く。」という意味で、文章としての体を作ることができます。

それに、付け加えて「どこへ」の「~へ」という部分を”to”で補っているんです。

ただ、前置詞と組み合わさると思いしないような意味に変化したりもします。

例えば、「日本食にはお酒がよく合う」というような文、実は、goを使って表現することができます。(副詞や前置詞との組み合わせの結果でですが。)

それでは、前置詞と組み合わせるとどんな意味で使われるのか確認していきたいと思います。

▶︎動詞GETと前置詞at-for-by-through-across-with-との組み合わせ

まず相性のいい前置詞は以下がメインになります。

at  ~で

for  ~のために

by  ~で

through 〜を通って

across 〜を横切って

with  ~と

go at  ~に襲い掛かる(飛び掛かる)、取り掛かる

atは”ある地点’’を表す前置詞です。

それはつまり、その狭い目標に対して、行く。

すると、「襲い掛かる、飛び掛かる、取り掛かる」といった意味に変化します。

The cat went at the rat.  その猫はそのネズミに飛び掛かった。

また、仕事に’’取り掛かる’’とも表現できます。

I will go at the work tomorrow.  明日その仕事に取り掛かります

go for  ~を求める、~を目指す

forはある対象への方向性を示して、「~ために」という意味を持っています。

そういった、目的に対して、そのために「行く」ということで、「~を求める、~を目指す」という意味になります。

We are going for the goal.  私たちは、そのゴールを目指している。

Go for the quality, not quantity.  量ではなく、品質を追求しなさい。

go by  ~で行く

byには「~で」という意味があるので、go byで「~で行く」という意味になります。

He is going to Ohio by car.  彼は車でオハイオに向かっているよ。

ただ、こんな例を聞いたことありませんか?

I went to Ohio in my car.  私は車で、オハイオに行ったよ。

「~で」という訳なのに、in my car。

これって変に感じますよね。でもネイティブスピーカーからすると自然なんです。

まず、by carの場合には、冠詞であるaやtheがついていないのに注目します。

なぜ、冠詞がつかないのか?

それは、byの後にくる、car、bus、train、airplaneなどは、’’乗っていくもの’’という抽象的なものを指すからなんです。

例えば、

I’ll go to bed.  私は寝るね。

I go to school.  学校に行く。

これらのbedやschoolに冠詞がつかないのと同じ理由なんです。

この場合、bedは’’寝るもの’’で、schoolは’’勉強するところ’’という意味です。

寝るのではなく、本当にベッドに行くだけなら、I went to the bed. でOK。

学校という建物だけを指すなら、I went to the school to meet Ken.など。

それと同じように、byの後ろにくるものは’’乗って移動するもの’’として、冠詞をつけません。

では、in my carという例ではどうでしょうか?

myは「私の~」ですから、the「その」と同じように、何かを’’指定する’’ような意味ですよね。

myやtheを使う場合は、本当にある物体を指します。(抽象的ではなく)

ですので、その場合には、抽象的なのりものとセットで使うbyを使うことができず、in my car(私の車で)やin the car(その車で)が正しい用法になるんです。

go through  ~へ通り抜ける

throughは「を通って」という意味がありますので、go行くと組み合わせれば、「通っていく」「通り抜ける」になります。

We’re about to go through a tunnel.  今私たちはトンネルを通っていく(通り抜ける)ところだ。

be about toで「今~するところ」という意味になります。

I couldn’t go through the ticket gate because my PASMO was out of money. パスモが残高不足で、改札を通り抜けられなかったよ。

go well with  ~と合う(相性がいい)

go well withというセットで「~と合う」「~と相性がいい」と表現することができます。

This side dish goes well with rice.  このおかずはご飯に合うね。

ここでriceが複数形にならないのは、このケースでは、量が関係ないからです。量にかかわらず、「ご飯に合う」という意味のためriceのみで使います。

Japanese foods go well with sake.  日本食にはお酒が合うね。

ちなにみ「似合う」はまだ別にlook goodと表現します。

That looks good on you.  似合ってますよ。

You look good in that.  似合ってますよ。

The dress looks good on you.  そのドレスあなたに似合うね。

You look good in the dress.  そのドレス似合ってるね。

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