so~that構文でできる4種類の用法まとめ
so~that構文とは「とても~なので、~だ。」という意味を作ります。
そんなso~that構文にも細かくは4つの種類がありますので、それぞれの注意ポイントなどを例文を用いながら解説してみたいと思います!
ということで、きょうはso~that構文についてです!
so~that構文の4つのパターン
4つのパターンは以下の種類です。それぞれ使い方が違うので、使い方を知っておく必要がありそうです。
1 目的 I have started to go jogging so that I would be healthy.
2 程度 He is so lazy that he quit the job only in a week.
3 結果 He overslept an hour, so that he canceled an air ticket.
4 様態 This note is so written that my father hasn’t died actually.
soとthatの意味のおさらい
先ほどの4種類の説明の前に、そもそもsoとthatにはどんな意味があったかを確認しておきたいと思います。
soは副詞で「とても」と「そのように」という意味があります。
It’s so nice. それはとてもいいね。
I think so. そのように思うよ。
ではthatはというと、今回は「あれ」という意味ではありません。
接続詞のthatとして使います。
thatは従位接続詞に分類される接続詞で、「~ということを」というように訳されることが多いです。
そして、that含む文章をthat節と言います。
目的を表す so~that構文
こちらは先ほどの例文です。この目的という区分のso~that構文にはいくつかの押さえておく必要があるポイントがあります。
例文I have started to go jogging so that I would be healthy.
私は健康になるためにジョギングを始めました。
ポイント1 soとthatは隣り合わせにする
この場合はsoとthatは隣合わせにします。
ポイント2 助動詞をセットにする
that節の文には助動詞がセットになります。
推量を表すwill、can、mayを使うことで、未来の予測をしている表現になるためです。
例文では、wouldになっていますが、それは、前方の文が現在完了のため、「時制の一致」が必要なため、willが変化したことが理由です。
ポイント3 so~that以降は副詞節
that以降の文はthat節であると同時にso~thatから考えれば副詞節とも考えることができます。
それは、so~that以降の「健康になるために」という文が、「ジョギングする」という動詞にかかっているためです。
※動詞へ修飾する単語を副詞といいますが、動詞へ修飾する文は副詞節と言います。
程度を表す so~that構文
程度を表すso~that構文では、さきほどの目的を表す場合とsoの位置に違いがあります。
例文He is so lazy that he quit the job only in a week.
彼はとても怠け者なので、彼は一週間でその仕事を辞めた。
ポイント1 soの後ろに形容詞/副詞が入る
この例では、lazyという形容詞に対してsoを使っています。
程度の表現の場合には必ず、形容詞か副詞がsoの後ろに入ります。
ポイント2 that節は副詞節でもある
that節では「彼は一週間で仕事を辞めた」という文はlazyという単語を修飾しています。
ですので、that節をlazyという形容詞を修飾する副詞節と捉えることができます。
結果を表す so~that構文
例文He overslept an hour, so that he canceled an air ticket.
彼は一時間寝坊した、そして(だから)彼は航空券をキャンセルした。
ポイント1 カンマをつける
文章の間にカンマで区切ります。
つまり、それぞれが独立した文章だという意味を強調しています。
目的を表すso~that構文では、that節を手前の文の動詞(例の場合)に文をまたがってかかっていましたが、この、結果を表すso~that構文ではそれはできないということになります。
ポイント2 前方の文から訳す
このケースでは、前方の文を訳し、結果、どうなった。という表現をします。
ですので、前方の文で物事が起こり、後ろについてくる文で、その顛末を追加するイメージです。
様態を表す so~that構文
主に文章の中での表現となります。
例文This note is so written that my father hasn’t died actually.
このんノート(メモ)には私の父が実際はしんでいなかったというように書かれている。
このノート(メモ)にはそう書かれている、私の父は実際は死んでいなかったと。
ポイント1 soはそのようにと訳す
この場合でのsoは「その」や「そのように」と訳します。
ポイント2 thatからの文を「~というように」と訳す
他の例と同様で、that節は副詞節としても捉えることができます。
「私の父は死んでいなかった。」という文が書かれているという動詞にかかります。
ポイント3 受動態の表現で表す
このケースでは、受動態で表現します。
「~されている、、、~というように」が一つのセットのようなものですので、受動態とso,thatの組み合わせがあったら他のso~that構文のように「~なので、~だ。」という訳にはならないことに注意してください。
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