自動詞/他動詞 keep
意味 を保つ
keepは簡単な動詞ですが、時に、自動詞、時に他動詞として扱われるので、考え方によってはややこしいかもしれませんね。
Keep at it. これは自動詞としてkeepを使っています。
それは、目的語がない。つまり目的語がなくても文章の体が成り立つので自動詞と言えます。
このように自動詞として使えますが、他動詞としての使い方の方が多数ではないかと思います。
I keep a rule.というなら他動詞としての用法となります。a ruleという目的語がなければ、I keep. 何を?というように意味が通りません。
個人的な意見としては、自動詞、他動詞なんかどっちでもよくて、気持ちよく会話をすれば、それがそのまま正しい用法(になるはず)だと考えています。
いきなり会話で、I keep.っていったらみんななんのことだかよくわからないはずです。だから言う側も、I keep ○○と’’自然と’’言いたくなるはず。
日本語でもそれは同じですね。
今回取り上げる前置詞は4つだけ。
使えるととても便利なので、読んでみてください^_^
▶︎動詞KEEPと前置詞-at-to-off-with-との組み合わせ
まず相性のいい前置詞は以下がメインになります。
at ~で
to ~へ
off ~離れて
with ~と
keep at ~を続ける
atは”ある地点’’を表す前置詞です。
ある地点を保つ、ということで、「~を続ける」という意味になります。
Keep at it! がんばれ!(続けろ!)
Keep at a distance. 近づかないで。
Keep at a distance.は「距離をキープしろ」という意味ですので、要は「近づくな」ということです。
Keep him at the work. 彼にその作業を続けさせて。
かなり上から目線の例になって今しましたが、誰かに「~続けさせる」という意味で使うことができます。
keep to ~を守る、~に従う
toには「~へ」と方向を示すだけではなく、「~に対して」という意味も持ち合わせています。
「~に対して、守る。」というところから、「~を守る」「~に従う」という意味になります。
We have to keep to this rule. 私たちはこのルールを守らなければならない。(従わなければならない。)
keep off ~に近づけさせない。~から離す。
offは「離れて」という意味です。
その「離れて」という状態をキープしろ、という意味です。
Keep off a white line, please. 白線から離れてください。
Keep your feet off the table. テーブルから足を離しなさい。
keep with ~に合わせる
withは「~と」「~とともに」という意味ですので、keepと一緒に使うことで、「~に合わせる」という意味で使われます。
We have to keep with the guideline. 私たちはそのガイドラインに沿わなければなりません。
この用法は、少し、かしこまった場面で使われることが多いかもしれません。
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