Be動詞を使いこなして基本をマスター!
英語の学習で最も基本的なのが Be動詞(am / is / are) です。
「〜は〜です」と表すときに使いますが、実はとても奥が深い表現。
Be動詞の役割を整理して理解すると、英語の基礎力が一気に伸びます。
この記事では、Be動詞の4つの用法パターンと例文 をわかりやすく解説し、さらに学習の豆知識も紹介します。
Be動詞の4つの用法
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名前を表現する – I’m Todd.
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数を表現する – They are four people.
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存在を表現する – I’m here.
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状態を表現する – I’m sick now.
① 名前を表現する Be動詞
自己紹介や人の紹介に使います。
例文
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I’m Todd.(私はタッドです)
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This is Tom.(こちらはトムです)
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She is Allison.(彼女はアリソンです)
👉 自己紹介では I’m〜 が自然。
👉 This is〜 は紹介や電話対応のときに使います。
豆知識 💡
日本の学校では「My name is〜」を習いますが、実際の会話では I’m〜 の方が圧倒的に多いです。
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フォーマル:My name is Taro Yamada.
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カジュアル:I’m Taro.
また、電話対応のときは This is〜 を使うのが定番。
例:This is Tom. How can I help you?(こちらはトムです。ご用件は?)
② 数を表現する Be動詞
人数や日数などを表すときにも Be動詞を使います。
例文
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We are four.(私たちは4人です)
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Five people are coming.(5人来ます)
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It is 10 days long.(それは10日間です)
👉 ポイント:It is の It は「期間」「日数」などを指します。
豆知識 💡
英語では「We are four.」のように人数をシンプルに言えますが、アメリカのレストランでは “Table for four, please.”(4人席お願いします) の方が自然です。
③ 存在を表現する Be動詞
「〜がいる」「〜がある」という存在の表現。
例文
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He is there.(彼はそこにいるよ)
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She is in front of the office.(彼女はオフィスの前にいるよ)
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They are in a park.(彼らは公園にいるよ)
👉 Here you are!(はい、どうぞ)も Be動詞から派生した表現。
豆知識 💡
「存在」を表すときは There is / There are もよく使われます。
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There is a book on the desk.(机の上に本があります)
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There are many students in the classroom.(教室にたくさんの生徒がいます)
👉 存在を言いたいときは「There is/are」を自然に使えるようになると英語っぽさが増します。
④ 状態を表現する Be動詞
体調・気持ち・外見などを表すとき。
例文
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I’m tall.(私は背が高い)
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I’m good.(私は元気です/結構です)
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This cat is gray.(この猫はグレーです)
👉 Be動詞は「主語=状態(補語)」の形を作ります。
豆知識 💡
ネイティブは「I’m good.」を返事としてよく使います。
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How are you? → I’m good!
(元気? → 元気だよ!)
ただし、フォーマルな場では I’m fine, thank you. を使うこともあります。
Be動詞と現在進行形
Be動詞は「動詞ing」と組み合わせて 現在進行形 を作ります。
これも「〜している状態」を表す用法です。
例文
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I’m looking for the key.(鍵を探している)
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I’m getting sick.(体調が悪くなってきている)
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I’m coming now.(今向かっています)
👉 Be動詞の根本的な働きは「状態」を表すこと。進行形も「〜している状態」と考えれば理解しやすいです。
よくある間違い ❌
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He good. → 正しくは He is good.
👉 Be動詞を抜かすと文が成立しません。 -
I am agree. → 正しくは I agree.
👉 agree 自体が動詞なので Be動詞は不要。 -
She are my sister. → 正しくは She is my sister.
👉 主語に合わせて正しい形を選びましょう。
まとめ
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Be動詞の4つの用法:名前・数・存在・状態
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SVC(主語=補語)の関係が基本ルール
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現在進行形も「状態表現」の一種
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ネイティブ表現や注意点を知ると会話で自然に使える
Be動詞は中学英語の基礎ですが、実はとても奥が深い表現です。
今回の例文と豆知識を参考にして、ぜひ会話の中で使いこなしてみましょう!
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