【中学英語】be able toの用法 canとの違いも解説

be able toの使い方 canの代わりではない理由など

意味としては全く同じcanとbe able toですが、canが使えない場合、またはbe able toが使いない場合などがあります。

では、それぞれどんな場面で使い分けられているのか、今日はbe able toの使い方を解説していきたいと思います!

では、おさらいとしてまずcanにはどんな使い方があったのかを確認しておきたいと思います。

Canの基本的な使い方

①能力 〜できる。

②依頼 〜してくれない?

③許可 〜していいよ。

④可能性 〜するかもしれない。〜し得る。

このようにCanには、「〜できる」以外にもいくつかの使い方をすることができます^ – ^

ではbe able toはというと、、、

be able toの使い方

be able toは先ほどの①〜④の中で、①と同じ表現になります。

「〜できる」ということを表現する時にだけ使う言葉なんです^ – ^

「じゃあ、canを使えばいいじゃん。」と言われそうですが、では、こう答えてみましょう^ ^

「はい、その通り。」

「canが使える場合はね。」

何が言いたいかと言うと、つまりcanにはできない表現があるということです。

また、be able toが使えない場合もあったりします^ – ^

例えばそれはこんな例です。

助動詞と組み合わせる場合

✖️I will can do.

◯I will be able to do.

willやmustなどの助動詞の後には動詞の原形と言うルールがありますので、この場合にはbe able toを使います。

不定詞(want toなど)と組み合わせる場合

✖️I want to can do.

◯I want to be able to do.

to不定詞の後にも動詞の原形と言うルールから、be able toを使います。

完了形(過去完了)と組み合わせる場合

✖️I have been can do.

◯I have been able to do.

完了形の場合には過去分詞であるbeenを使ってable toだけ追加する形になります。

受動態の場合はbe able toは使えない

逆にbe able toが使えない場合です。

◯He can be known.

✖️He is able to be known.

無理にbe able toを使うと、be動詞が2つも出てきてしまい、成り立ちません。

一つの文(接続詞で繋げられた追加があるものを除いて)には、一つの動詞しか使えないという基本的なルールがあるからなんです^ – ^

また、過去形にも注意しないといけないポイントがあります!

過去形の場合の使い方のポイント

canの過去形はcould、be able toの過去形はwas able toになります。

でも、過去形の場合はほんの少しだけ意味に違いがあります。

Couldを使う場合とwas able toを使う場合

Couldは、過去に「〜できた」と言う意味です。

過去にその能力があったと言うことを指しています。

例えば

I could speak Spanish when i was a child.  子供の頃はスペイン語を話せたんだ。

I could run fast ten years ago.  10年前には速く走れたよ。

これらの文は昔には「〜できた」と言う意味ですよね^ – ^

was able toは過去一度きり「〜できた」と表現する場合に使います。

I was able to access the site yesterday.  昨日はそのサイトにアクセスできたよ。

I was able to meet Jason Mraz in the concert last month.  先月のコンサートでジェイソンムラーズに会えたよ。

このように一度きりの体験の場合に使われます^ – ^

過去形の否定文の場合には一度きりかどうか関係ない

couldは過去にできた能力について。was able toは過去に一度きりできたことについて、と先ほど説明しました。

でもそれが、否定文の場合には関係なく使えます!

まず否定文の場合の説明をします。

否定文の場合

I couldn’t speak Spanish when i was a child.  子供の頃はスペイン語を話せなかったんだ。

I wasn’t able to speak Spanish when i was a child.  子供の頃はスペイン語を話せなかったんだ。

I couldn’t run fast ten years ago.  10年前には速く走れなかったんだ。

I wasn’t able to run fast ten years ago.  10年前には速く走れなかったんだ。

 

I wasn’t able to access the site yesterday.  昨日はそのサイトにアクセスできなかったよ。

I couldn’t access the site yesterday.  昨日はそのサイトにアクセスできなかったよ。

I wasn’t able to meet Jason Mraz in the concert last month.  先月のコンサートでジェイソンムラーズに会えなかった。

I couldn’t meet Jason Mraz in the concert last month.  先月のコンサートでジェイソンムラーズに会えなかった。

過去形の疑問文の場合

過去形の疑問文の場合も、Could you〜?とWere you able to〜?を使い分ける場合があります!

Could you〜?には「〜できましたか?」のうように、相手に対してお願いする意味がありますよね^ – ^

でも、前にその能力がありましたか?と言う意味で、Could you〜?と聞いてしまうと、一体どちらの意味で聞いているのかが分かりづらくなってしまいます。

だからそのような場合にはWere you able to〜?を使います。

Could you teach English to him?

彼に英語を教えていただけますか?

彼に英語を教えることはできたんですか?

例えばこのような例だと、どちらの意味できいているのかが分かりません。

ですので、このように聞くと、依頼の意味はありませんので、はっきりと質問の意図を示せます。

Were you able to teach English to him? 彼に英語を教えることができたんですか?

Were you able toと聞けば、それができたのかどうかを聞くことができます^_^

ableの意味

be able toで使うableは「〜できる」「〜できる能力が備わった」と言う意味を持っています。

単語との相性がよく、いろんな組み合わせがあるんです。

available 利用可能

repeatable 繰り返せる

dependable 頼れる

などなどableをつけると~が可能という意味の単語に変化したりします。

また、ability 能力など形が似ていたりする単語もあります^_^

基本的な例文

He will be able to be a doctor someday.

彼はいつか医者になることができるでしょう。

 

Were you able to solve the problem?

あなたはその問題を解決できましたか?

 

My family was able to spend good time.

私の家族はいい時間を過ごすことができました。

 

Who was able to answer his question?

誰が彼の質問に答えることができましたか?

 

She was able to play the piano very well.

彼女はとても上手にピアノを弾くことができました。

 

I will be able to speak English.

私は英語を話すことができるようになるでしょう。

 

Was he able to drive a car then?

彼はその時、車を運転することができましたか?

 

We were able to get many friends when we were going school.

私たちが学校に通っているとき、私たちはたくさんの友達を作ることができました。

 

You will be able to meet him soon.

あなたはすぐに彼と会うことができるでしょう。

 

They were not able to finish the work.

彼らはその仕事を終えることができませんでした。

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