こんにちは! 休学&留学経験があるM子です。
大学生のみなさん、「休学」という言葉にどのような印象を抱いていますか? 留学や海外インターンをしてみたいけれど、休学って…
・就活に不利なのかな
・復学後ってどうなるんだろう
・周りに遅れをとるのがちょっとこわい
と、お悩みではありませんか? わたしもそうでした。
わたしが休学をして留学に繰り出たのは、大学院2年生のときでした。
しかも、留学先で研究を継続するわけではなかったため、出発する9月ごろに周りが修士論文の仕上げに本腰を入れ始めるなか、全てを中断して日本を発ちました。
実のところ、色々と決断をするまでわたしの気持ちも、 「院生で休学って、リスク大きいかな…」 「就活どうなるかな…」 「戻ってきたとき、同期たちは就職していないんだ…」 など、「行くぞ」と「やっぱりこわい」の往復でした。
しかし、実はちょっとしたワークをしたことで、こうした不安を自信や確信に変えられたのです。
そこで今回は、そのワークを紹介しながら、「休学をして留学したいけれど迷っている」というみなさんのお悩みにお答えしたいと思います。 この記事が、みなさんが悔いのない決断を下す一助になったらとても嬉しいです。
-留学経験者が話す- 休学をメリットにする方法
メリットとなる休学とは?
休学の不安を自信に変える!
オススメのワーク
まとめと応援の言葉
メリットとなる休学とは?
休学をする人の多くが抱く疑問。 ズバリ、休学は就活に不利なのでしょうか?
答えは「NO」であり「YES」です。
就活時、面接官の人たちは「休学をした=その時間、何かに“全力投球をした”」と捉え、興味を持って「休学中に何をし、何を得て、経験を生かして今後何をしていきたいか?」と聞いてきます。
なにも就活の場面に限らず、このような質問に胸を張って答えられるようなら、 休学はメリットでしょう。
つまり、休学を今後の人生においてきちんとメリットにするために重要なことは、 「目的意識を持って休学をすること」です。
特に休学をして留学に行く場合は、
・なぜ留学に行きたいのか
・休学をしてまで留学に行って得たいことは何か
・経験を生かして今後、何を成し遂げたいのか
などをハッキリさせておくことが大切です。
そう考えると、例えば「英語を学びたいから休学してアメリカに行く!」 といった動機では、デメリットになりやすいことがお分かりいただけるのではないでしょうか。
英語は日本でも十分学べますし、休学をしてまで海外で英語を学ぶ必要はなさそうですね。
英語を学びながらでも、言語をあくまで【道具の一つとして用いながら】 “さらに何を学びたいのか?” “今後何を成し遂げていきたいのか?” これらを明確にした上で休学し、留学に行くことが重要です。
すると、休学の不安が「休学は必要な手段だ」と自信や確信に変わっていくのです。
休学の不安を自信に変える!
オススメのワーク では、目的意識を持って休学・留学し、メリットにしていくためにオススメのワークをご紹介していきますね。
それは、次の4項目を書き出してみることです。
⑴ 留学計画のタイトル →いわば、自分が留学を経て成し遂げたいことの要約です。
⑵ 留学の目的 →何が理由で、何を学びたくて、その経験を生かして何を成し遂げたいか?
⑶ 留学内容の概要 →留学中、具体的にどこで何をしたいのか?
⑷ 期待できる留学の成果 →留学の経験を生かして、自分は何をしているでしょうか?
はじめは少し面倒くさいかもしれませんが、このワークをすることで 「そもそも休学や留学をする必要はあるか?」という根本的な部分の答えを出せたり、 「休学は必要な手段だ」と確信を持つことができます。
また、かたちに残しておくことで、留学中に見返して原点に立ち返ることもできます。
大学生という、人生においてとても大切な時間を無駄にしないためにも、 ぜひ一度書き出してみてください。
そしてこれら項目は、わたしが留学する際に受け取った、トビタテ留学JAPANという 文科省主催の奨学金の、当時の応募書類を参考にしています。 (リンク:https://www.tobitate.mext.go.jp)
将来に役立つ、実りある留学を応援しているこの奨学金は、応募書類を埋めるだけでも
「なぜ留学したいのか」「留学を経て何を成し遂げたいのか」などを明確にできます。
応募をする気がなくても、留学を考えている方は一度、本物の応募書類も埋めてみることをオススメします。
わたしも、この書類を埋めていく過程で自分の想いを明確化でき、休学に対する不安が 「休学は必要な手段だ」という確信に変わりました。
まとめと応援の言葉
少し長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
休学の不安を自信に変えるワーク、はじめは少し腰が重いかもしれません。
わたしも最初は筆が進まず、悩みました。 しかし、悩みながらも書き進めるうちに、自分の留学への想いが明確になり、 いつの間にか「これは留学行かなくちゃ」という確信に変わっていきました。
わたしは、栄養学という、4年で大学を卒業し、管理栄養士として社会に出ていくことが主流の分野に身を置いていました。
そんな中でも休学をして留学に行き、わたしは
・様々な国の食文化を、実体験をもって偏見のない視点で見られる
・栄養学に関する情報交換ができる友人が海外にいる
・基礎的な栄養指導を英語でできる
という、自分が思い描いていた理想の管理栄養士像に大きく近付くことができました。
休学や留学が、理想とする自分に近付く手段だと確信できたのならば、ぜひ恐れず突き進んでみてください。
目的ある行動を、周りの人たちはもちろん、自分で自分を応援したくなるはずです。
お読みくださり、ありがとうございました。
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