Actuallyの使いどころ4選 ネイティヴスピーカーたちのの使い回し
actuallyという言葉を的確に使えると、日常会話でネイティヴスピーカー感がぐっと増します!その理由はactuallyが醸し出す細やかなニュアンスを表現することができるからです。
使い所が大きく分けて4つ。
自然とそれぞれの場面でこのactuallyが出てくるように慣ればもう中級者以上であることは間違いなしです!(持論です笑)
1 Actually 実際に、現に -事実を強調する-
It actually takes longer to fly from Melbourne to Perth, than is takes to fly from Perth to Melbourne. 実際、メルボルンからパースまでの飛行にかかる時間は、パースからメルボルンまでの飛行よりも長くかかるよ。
実際、こうなんだ。と相手に説明するような場合にactuallyを使うことができます。
Actually it is! だって実際にそうだから!
という文はシンプルでわかりやすいかもしれませんね笑
もう少し例を見てみます。
I’ve heard so many different version of the story, I wish I knew what he actually said. たくさんのバージョンのそのストーリーを聞いたことがあるよ、もし叶うなら実際に彼の言ったのも知れたらなぁ。
We’ve spoken over the phone but we’ve never actually met. 電話越しで話したことあるけど、実際には会ったことないんだ。
actuallyは文の最初でも、文末でも文法上には間違いにはなりません。ただ、この場合は文の最初、もしくは文中の方がしっくりきます。
2 Actually 本当に -驚きを表現する-
実はあまり知られていませんが、actuallyは「本当に」という意味でも使うことができます。
この用法は驚いている様子を連想させる表現です。
It looks like my brother actually arrived on time! お兄ちゃん(本当に)時間通りに着いたみたい!
この文章はで、いつも兄は遅れているのに、この時ばかりは時間通りに着いた!と驚いている様子です。
I was so tired I actually fell asleep in the back of the taxi. とっても疲れてて、(本当に)タクシーの後ろで寝落ちしちゃった。
Did you hear that they actually sold their house? It’s been on the market for ages. 彼らの家(本当に)売ったって聞いた?長い間いマーケットに出てるよ。
この表現の場合も、文末より文頭、もしくは文中にactuallyを置く方が自然な感じがします。
3 Actually 実際 -丁寧に訂正する-
少し説明が難しいですが、actuallyを誰かが言ったことを訂正、修正するように使うことができます。
この場合は、「実際に」という意味を訳すと少し違和感があるかもしれません。
I don’t work for the government. I’m self-employed, actually. 政府のためには働かない。(実際)私は自営業なんです。
We’re late. The meeting starts at 12. 遅刻だ。ミーティングは12時から始まるよ。 Actually, I think it starts after lunch. (実際)昼食の後に始まるんだと思う。
How long has she been living in Sydney? 彼女はどれくらいシドニーに住んでるの? Actually, she lives in Singapore now. (実際)彼女は今、シンガポールに住んでるよ。
I’m meeting with them on Thursday. 木曜日に彼らと会うんだ。 Actually, it might be on Friday. (実際)金曜日かもしれないよ。
文章を読むとわかりますが、やはりこの用法の場合は「実際に」という言葉がない方が、日本語訳としてはしっくりきますよね。むしろ「確か」と入れ替えて見た方が理解しやすいかもしれません。
慣れてくると日本語で◯◯という意味だから〜、という置き換えが必要なくなってきますので、あまり気にしすぎる必要はないかもしれません^ – ^
4 Actually 実は -情報を追加する-
先ほどの2個目、3個目の用法よりかわかりやすいかもしれません。
この場合のactuallyは「実は」という意味で、「実は何々なんだ。」「実は何々だったんだ。」という風にある追加の情報を相手に与える時に使います
Actually, I need to ask you about something before you leave. 実はあなたが帰る前にあなたにあることをお願いする必要があるんだ。
I’ve been meaning to talk to you about that with you, actually. 実はそのことをあなたに話そうと思っていたんだ。
have been meaningは、パッと見「意味してきた」「意味するようにしてきた」のようによく意味がわからないような表現に感じてしまいますが、「ずっと、何々しようと思っていた。」という意味を持つ表現です。
以上、actually4つの用法。
私としては、2番と3番が比較的馴染みが薄いのではないかという気がします。でもそこまで難しいわけでもないので、少し練習すれば、いえ、勘のいい方なら練習なしでもきっと使い始めることができるはずです。
私も早速、特に2番、3番の用法を使って体で習得してしまいたいと思います!^ – ^
コメントを残す