SVOCは目的語と補語が並ぶ文のこと!
SVOCという形の文ですが、基本となるSVOCそれぞれの意味っておぼえていますか??
そもそも文章は以下の要素で構築されています。
S Subject 主語
V Verb 動詞
O Object 目的語
C Complement 補語
M Modifier 修飾語
この中で一番わかりづらいのはきっと「Cの補語」と「Mの修飾語」でしょうか?
修飾語は、例えば形容詞であったり、副詞であったり、単語に説明を加える役割のものを指します。
ですので、文章の中に必ずある。というわけではないんです。
もちろん、文章の最小単位はSV。I did.とかI win.とかなので、目的語のOも必ずしも文章に登場するとは限りません。
ただ、それらが組み合わさることによって、豊かな、時には複雑な表現を生み出す要素になるわけです。
補語の意味
では、今回の主役のような要素である補語についてです。
補語は、他の単語の意味を補う役目があります。
例えばわかりやすくSVCという形をつくるなら、こんな例です。
I(S) am(V) a student(C).
Iとa studentをイコールで結ぶように、Iが何なのかを説明、つまり補っているんです。
では今回のテーマであるSVOCではどうでしょう?
SVOCの使い方
SVOのおさらいから
まずSVOを簡単におさらいしておきます^_^
SVOのOは目的語です。例でいうとこのような文になります。
I(S)saw(V) a cat(O). 私は猫を見た。
I(S)met(V) him(O). 私は彼に会った。
Oは「~に」や「~を」という文章の中の目的を表す単語になります。
SVOCの使い方
SVOCの場合には、補語で補う相手が、その前にいる単語、Oになります。
つまり、先の例でいうなら、OとCはイコールで結ぶことができます。
I call him Tommy. 私は彼をトミーと呼びます。
I named this cat happy. 私はこの猫をハッピーと名付けました。
He makes me smile. 彼は私を笑顔にします。
そこまで多くのパターンがないので、ある程度分かってしまうととても簡単に感じると思います^_^
基本的な例文
He made her happy.
彼は彼女を幸せにしました。
She made him angry.
彼女は彼を怒らせました。
I named the cat King.
私はその猫をキングと名付けました。
What does he call him?
彼は彼女を何と呼びますか?
He always keeps his desk clean.
彼はいつも彼の机を綺麗に保っています。
I found her happy.
私は彼女が幸せだと分かりました。
Please leave me alone.
一人にしておいてください。
He painted the wall green.
彼はその壁を緑に塗りました。
He made Tom the leader.
彼はトムをリーダーにしました。
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