inとintoの違い/onとontoの違い その違いはたった1つ?
前置詞のonとinの使い分けだけでもややこしいのに、さらにontoやintoまで出てくるとゲンナリ。。と感じてしまっていたとすれば、もしかしたらそれは少しもったいないことかもしれません。
だって、onとonto、またはinとintoはおよそたった1つの違いしかないからです^ – ^
今日のまとめを見ていただけたならきっと、「ああ、こんな簡単な違いだけだったんだ」と思えること間違いなしです^ – ^
もし記事をご覧になっても理解できなかったとすれば、この記事の文章力のせいでしょう笑
前置詞onとinのおさらい
onの基本
まずontoやintoについても前に、onとinの基本的な使い方についておさらいしておく必要があります。
onは何かの上に、またはそれに設置している、という意味の前置詞でしたね。
I put apples on the table. そのテーブルの上にりんご(複数)をおいたよ。
I put a picture on the wall. 壁に絵をかけたよ。
このようにonは「上に」と言う意味ですが、壁のような場合でも使います。壁にピタッとくっついている、このくっついているというイメージがonにはあります。
他にも、on Monday、on Tuesdayのように「〜曜日に」という場合やon this weekendように週末を表現して、比較的短めの期間を表現することができます。
inの基本
inはある範囲を示す前置詞です。「〜の中で」「〜で」という場所を表します。
I’m in my room. 私は自分の部屋にいるよ。
My son is playing in the park. 息子は公園で遊んでる。
このinもonと似たように、in June、in Julyやin 2020と言った比較的長めの期間を表す時に使ったりもします。
詳しくは
【超基礎 中学英語】時間、日付、場所で使い分けるat、on、inの正しい使い方
という記事をご参照ください^ – ^
ontoとintoの使い方
では、ontoとintoはどんな風に使うのか?説明していきたいと思います^ – ^
onやinの場所には’’動き’’のニュアンスはありません。
My cat is on the roof. うちの猫は屋根の上にいるよ。
My car is in the garage. 私の車はガレージにあるよ。
さて、もうわかってしまったでしょう。
そうonto、intoは’’動き’’のニュアンスがある場合に使うんです。
My cat climbed onto the roof. うちの猫は屋根の上に登った。
The car went into the building. その車はその建物に入っていった。
猫は最初、屋根にはいない状態、そこから屋根に登った。車は最初建物の外にいて、そこから入っていった。というように’’動き’’を表現するときにontoやintoを使います。
ontoとintoの使用上の注意点
onやinは前置詞ですが、実は副詞としての使い方もあります。
Come on こっち来て
Turn on 入れて(電気など)
Come in 入ってきて
Put in 入れて
前置詞を使う場合はその前置詞のうしろには必ず名詞がなければいけません。
✖️ I’m in.
✖️ I slept on.
前置詞の後ろの大事な情報が抜けてるとこんな文章になり、何が言いたいのか意味不明になってしまいます。
でもその情報がなくてもいい場合!それが副詞の場合の用法になります。
Come on!ってそのあとに名詞を必要とせず、onはcomeと一つのセットです。そのような場合は副詞として、inやonを使っているんです。
そして、ontoやintoは前置詞としての意味しかありません。ですからこんな使い方はできないんです。
✖️ Come onto!
✖️ Come into!
必ずonto、intoの後ろには名詞をおく。これがとっても大事な注意点です。
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