These / Those の用法と例文|「これら」「あれら」をスッキリ理解!

These と Those の違いとは?「これら」「あれら」の用法を例文で徹底解説

英語を勉強していると、This / That / It の違いや使い方に迷ったことはありませんか?
中学英語で最初に習う基本表現ですが、実は「ただのこれ・あれ・それ」ではなく、奥が深いルールがあります。

例えば、

  • 「この鳥たちは〜」を英語にするとき、なぜ this birds ではなく these birds になるのか?

  • ThatIt はどちらも「それ」と訳せるのに、どうやって使い分けるのか?

こうした疑問は、英語を学び直している大人や英会話を練習している人が必ずぶつかるポイントです。

この記事では、This / That / It の違いと使い方を例文付きでわかりやすく解説します。
さらに、複数形のルール・例外的な名詞の扱い・ネイティブがよく使うフレーズ までカバーしています。

ぜひ最後まで読んで、「あやふやだった使い分け」をスッキリさせてください!

基本的な例文

  • These cookies are mine.
    これらのクッキーは私のです。

  • These are some cookies for children.
    これは子供用のいくつかのクッキーです。

  • Those are not birds.
    あれらは鳥ではありません。

  • Those birds are not small.
    あの鳥たちは小さくありません。

  • Are these your collections?
    これらはあなたのコレクションですか?

  • Are those books in your collection?
    あれらの本はあなたのコレクションですか?

  • Are these desks new?
    これらの机は新しいですか?

  • Those trees’ leaves are not green.
    あの木々の葉は緑ではありません。
    (※ trees’s と間違えやすいので注意!)

  • Aren’t these books yours?
    これらの本はあなたのものではないんですか?

  • Are those men American?
    あの男性たちはアメリカ人ですか?


ワンポイントアドバイス 🌟

1. this / these の使い分け

  • this → 単数形(この〜)

  • these → 複数形(これらの〜)

日本語で「この鳥たちは〜」と表現するとき、英語では these birds となります。
👉 this birds とは言えないので注意!

また、日本語では「この鳥たち」と「これらの鳥」どちらも these birds に対応します。
英語はシンプルですが、日本語から考えるとやや混乱しやすいポイントです。


2. that / those の使い分け

  • that → 単数形(あの〜)

  • those → 複数形(あれらの〜 / あの〜たち)

例:

  • That book is mine.(あの本は私のです)

  • Those books are mine.(あの本たちは私のです)

👉 ポイント:距離感 です。近くのものは this / these、遠くのものは that / those を使います。


3. 数えられる名詞・数えられない名詞

  • 複数形にできない名詞があります。
    例:music, information, mail など(不可算名詞=数えられない名詞)

  • 逆に、deer, fish, sheep のように 単数形と複数形が同じ形 の単語も存在します。
    例:

  • one deer(1頭のシカ)

  • two deer(2頭のシカ)

  • 不規則な変化をする単語もあります。
    例:mouse → mice, child → children

👉 英語では、複数形を作るときに -s をつけるだけではない ということを頭に入れておきましょう。


豆知識 💡

✅ その1:these / those は人にも使える

  • These are my friends.
    これが私の友達たちです。

  • Those are my teachers.
    あれらは私の先生たちです。

👉 日本語だと「これら」という表現が人に対して少し不自然に感じますが、英語では問題なく使えます。


✅ その2:ネイティブがよく使う表現

  • Those were the days.
    あの頃はよかったなあ。(昔を懐かしむ表現)

  • These things happen.
    こういうことはよくあるよ。

👉 決まり文句のように覚えてしまうと自然な会話に役立ちます。


✅ その3:指をさすときの感覚

ネイティブは「近くのもの=this / these」「遠くのもの=that / those」を直感的に使い分けます。
👉 たとえば机の上のペンは this pen、部屋の向こう側のペンは that pen
シンプルですが、この「距離感」が使い分けのカギです。


学習のコツ ✨

  1. 手に持てるものは this、持てないくらい離れているものは that とイメージすると覚えやすい。

  2. まずはよく使う単語で例文を作る
    👉 this book, that car, these cookies, those people など。

  3. 不規則な複数形(children, mice, feet など)は、まとめてカードやリストにして暗記すると効果的。


まとめ

  • this / these → 近いもの(単数 / 複数)

  • that / those → 遠いもの(単数 / 複数)

  • 複数形は必ず名詞とセットで覚える(books, cookies, birds など)

  • 不可算名詞・単複同形・不規則変化 は例外として要注意!

英語学習は「例外」を知っているかどうかが差になります。
まずは日常的によく使う表現から、自分の言葉として声に出して練習してみましょう😊

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