【超基礎 中学英語】疑問詞とはYesやNoで答えられない疑問文

前回の記事で、疑問文の基礎についても書いてみました。

少しおさらいしておきたいと思います。

例えばこんな例。

Do you like an apple?

Yes, I do.

No, I don’t.

この例文には、疑問詞はついていません。

このように、Yes、Noで答えられる疑問分には、疑問詞は必要ありません。

ですが、

「なんで勉強しているの?」とか「誰が好きなの?」「あの人誰?」などなど。

このような分に対しては、「はい」とか「いいえ」では答えませんよね?

このような場合の疑問文を作る場合に必要となるのが、疑問詞なんです。

疑問詞とは

what  where  when  who  why  howの5つが疑問詞です。

これらを5W1Hと呼んだりします。

what  何

where  どこ

when  いつ

who  だれ

why  なぜ

how  どう

5つのWから始まる疑問詞と1つのHから始まる疑問詞。これらをまとめて5W1Hということですね。

疑問詞のある疑問文の種類

疑問詞のある疑問文。

つまり、YesかNoで答えられないような質問のことですが、その疑問文には2つの種類があります。

①主語について尋ねる(who)

②主語以外について尋ねる  (when  where  what  why  how)

それでは①主語について尋ねる場合の疑問文の作り方を確認してみます。

①主語について尋ねる疑問文

例えばこのような普通の文から疑問文へ変化させてみたいと思います。

He runs in the park.

Who runs in the park?

主語をWhoに置き換えて、語尾にクエスチョンをつけるだけ。

これだけで、誰が〜をするの?

という文をつくることができます。

5W1Hの発音に注意

発音に注意が必要で、5W1Hの疑問文の場合は語尾の発音をあげません。

Does he run in the park?⤴️  語尾を上げる

Who runs in the park?⤵️  語尾を上げない

②主語以外について尋ねる疑問文

では、主語以外について尋ねるとは一体どんなものか確認したいと思います。

「何がすきなの?」

「どこに行くの?」

「いつ行くの?」

「どうして泣いてるの?」

「どうやってやったの?」

このような例の疑問文です。

では、普通の文(肯定文)から疑問文への変化のさせ方について説明していきます。

主語以外を尋ねる疑問文の作り方手順

まずは、適当な普通の文を用意してみました。

He goes to school.

手順① まず、YesかNoかで答えられる疑問文をつくる

Does he go to school?

手順② 聞きたい内容に合わせて疑問詞を文頭に置く

Where does he go to school?

手順③ 聞きたい内容にを文から消す

Where does he go?

この場合は「どこ」に対して場所の「to school」を消しました。

もう何回か試してみたいと思います。

次の例文はこちら。

She eats the cake.

①手順 疑問文をつくる。

Does she eat the cake?

②手順 疑問詞をつける。

What does she eat the cake?

③手順 聞きたい内容を消す

What does she eat?

この疑問文を作る3つの手順はbe動詞の疑問文を作る場合も同じように当てはめることができます。

He is Ken.

このケースで、聞く内容は、「どこ」とか「なぜ」などは当てはまらず、「だれ」と聞くべき例です。

①手順 疑問文をつくる。

Is he Ken?

②手順 疑問詞をつける。

Who is he Ken?

③手順 聞きたい内容を消す

Who is he?

同じように、疑問詞での疑問文へ変化させることができました。

これらの疑問詞での疑問文は、冒頭でもYesやNoで答えられないケースだと説明しました。

ではYesやNo以外の返事の仕方を確認していきたいと思います。

疑問詞のある疑問文への返事

まず、疑問詞を使った疑問文には、下記の2通りを説明してきました。

①主語について尋ねる場合

②主語以外について尋ねる場合

それぞれについての答え方について解説していきます。

①返事 主語について尋ねる疑問文

主語について尋ねる文は「Who」を使ったものでした。例えばこんな例です。

Who cleans this room?  誰がこの部屋を掃除するの?

そして、この返事に対しては、まず日本語の文で考えるのが最初は簡単そうです。

今回は、この文にします。

「私のお母さんがこの部屋を掃除するよ。」

My mother cleans this room.

WhoをMy motherに変えただけで、返事をつくることができるんです。

ただ、会話では、同じような単語や、節はなるべく省略するべきというルールがあります。

それは、なんども同じこと、同じ内容を繰り返してしまい、本当に必要な情報がわかりづらくなるのを避けるためです。

たとえば、先ほどの例で、考えてみます。

Who cleans this room?  誰がこの部屋を掃除するの?

My mother cleans this room.  私のお母さんがこの部屋を掃除するよ。

どうですか?日本語でもきっと返事は「お母さんがするよ。」と省略しますよね。

ですから、この場合の適切な返事はこうなります。

My mother does.  お母さんがするよ。

会話が続いている場合には、このdoesが掃除するということを指すとわかります。

②返事 主語以外について尋ねる疑問文

主語以外について尋ねる文は、When  Where  Why  What  Howを使った疑問文です。

まずはWhatを使った例で確認してみたいと思います。

What do you buy?  何を買うの?

先ほどと同じようにまずは日本語で返事を考えてみます。

I buy a bicycle.  私は自転車を買う。

注意ポイント 反復を避けるルール

これは先ほどにも前述していますが、反復をなるべく避けるというルールです。

When does Tom buy the bicycle?  いつトムはその自転車を買うの?

という疑問文があった場合、返事はこうなります。

He buys it tomorrow.  彼は明日それを買うよ。

TomがHeに変わり、the bicycleがitに変わっています。

このように、同じ単語をそのまま使わない工夫をすることで、文章をすっきりさせることができます。

このHe buysとう表現ですが、tomorrowというように少しだけですが未来への表現ですので、He will buyと表現した方がより自然です。

ただ、ここではあくまで超基礎としての解説ですので、まずは、未来形については、除外して解説しています。

未来形については詳しく別で記事を用意していますので、まずこの超基礎というカテゴリーでは、無視してください。

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