take shoes off が正しいかtake off shoesが正しいか
今日はとっても素朴な疑問についての記事です^ – ^
よく「靴を脱いで」とか「服を脱いで」「ペンを拾って」なんでもいいんですが、それって大抵takeやpickに副詞の組み合わせで表現しますよね。
そんなとき、例えば靴を脱いでというフレーズで考えたとき、
Please take shoes off.
Please take off shoes.
どっちが正しいんでしょう??
みなさんわかりますか?^ – ^
この場合、私はTake shoes off.と言いますが、それって実はどっちも正解、どちらも間違いではなかったんです^ – ^
でも、必ずtakeとoffに挟まないといけない場合もあるんです!
あと、take shoes off. とtake off shoes.どちらでも使えますが、ほんの少しだけ、違いもあったりしますので、そこらへんまでまとめて記事にしておきたいと思います!
take shoes off と take off shoesの違い
takeとoffの間に挟まないといけないケース
take shoes off と take off shoesの違い
まずは、take shoes offとtake off shoesの違いから説明したいと思います。
take shoes off
take off shoes
どちらでもほぼ同じ意味「靴をぬいで」なんですが、実は強調したいのがshoesなのかoffなのか、それによって、使い分けすることができるんです。
take shoes off ➡︎ offを強調。つまり脱ぐという行為にフォーカスしています。
take off shoes ➡︎ shoesを強調。つまり何を脱がなければいけないのか、ということについてフォーカスしています。
これを難しくいうと「文末焦点の原則」というらしいですが、要は、後ろに来る方がより強調されるということ。
ですから、先の例で言えば、脱ぐことが大事なのか、何を脱がなければいけないのか、その時々のシチュエーションによりますが、使い分けることができます。(使い分けなくても困ることはありませんがより自然な感じ)
知ってさえいれば特になんてことはありませんね^ – ^
takeとoffの間に挟まないといけないケース
では、take offの間に挟まないといけないケースについて説明したいと思います。
例えば、take off以外にも
Pick up
Put on
Turn on
Turn off
などがあります。
これらのどれもが、同じような使い方なので、これらの中から選んで動詞と副詞の間に挟まないといけない場合の例を見ていきたいと思います^ – ^
You left the TV on. Turn it off. テレビつけっぱなしだよ。消して。
You drop the spoon. Pick it up. スプーン落としたよ。拾って。
共通点発見できましたか?^ – ^
そう、それは代名詞の場合。
代名詞を使う場合は、間に挟むというルールがあるんです。
なぜそうするのかについても少し解説をしておきますね^ – ^
You left the TV on. Turn it off. の例でもう一度解説すると、TVという情報が先にあるので、次に出てくるときにはit(代名詞)に変化しています。
そして、思い出して欲しいのが、先ほど「文末焦点の原則」後ろに来る方がより強調される。というルールがありましたよね。
だから、前述のitをあえて文末において、そのitをわざわざ会話の中で強調し直す必要がないんです。
日本語だけで先の文をみると
テレビがつけっぱなしだよ。それを消して。
この文の「それを」が文章からなくなって、「テレビがつけっぱなしだよ。消して。」
これだけでも十分伝わりますよね。つまりこの場合itがなくても、伝わるくらいitがあまり重要な情報じゃないということです。
ですから、その重要ではないitをあえて後ろに持ってくる必要がない。ということになります。
考えてみれば、代名詞になるということは、必ずそれより前の会話や文章で、その代名詞になる前の名詞があるはずですね。ですから、代名詞がそんなに重要な情報になることはない。
ですから、原則、代名詞であれば、take it offやturn it offなどのように、必ず間に挟むと覚えてしまえばよい。ということです。
これも知らないと、なんで代名詞は間に挟まないといけないんだろう?と疑問が残ってしまいますよね。
さて、今日はここまで。
また他にも気になる日常会話での用法があったら記事にまとめたいと思います^ – ^
コメントを残す