疑問詞とto不定詞を組み合わせるとまるで名詞になる?!
疑問詞とto不定詞を組み合わせると例えばこのような表現ができます。
what to do「何をするべきなのか」
how to do「どうするべきなのか」
where to go「どこへいくべきなのか」
when to go「いついくべきなのか」
which to choose「どちらを選ぶべきなのか」
これらをどうやって文章に織り込むかという事だけになりますので、そこまでむずかしくないと思います!
ポイントを抑えて用法の解説をしてみたいと思います^_^
使い方のパターンは3種類
使い方としては、主語、補語、目的語としての3種類になります。
簡単に整理できるようまずはwhat to doを例として考えてみます。
主語 What to do now is a theme for everyone. 今何をすべきかは誰にとっても課題です。
補語 The important point is what to do. 大事なポイントは、何をするかです。
目的語 I don’t know what to do. 何をすべきかわからない。
目的語の用法が最も身近で耳にする表現です。
補語としての使い方もあまり聞かないけど、全く聞かないわけでもない。
まったく聞かないのが主語としての使い方。
主語としての使い方も文法上まったく問題ありませんが、他の言い回しで言い換えられる上にそちらの方が、だいたいわかりやすくなります。
理解をする上でのコツ
疑問詞+to不定詞の形で、「~するべきなのか」という意味をつくります。
つまりそのまとまりを名詞として捉えてしまいます。
what to doやhow to doをそのものが名詞です。「なにをするのか。」「どうするのか。」このくくりは名詞のようなものなんです。
ただの名詞であれば、主語、補語、目的語として使えるのは当然ですよね^_^
役割としては名詞ですので、この疑問詞+to不定詞のまとまりのことを「名詞句」と呼びます。
主語としての使い方
What to learn is important. 何を学ぶべきかが重要です。
When to start is important. いつ始めるかが重要です。
Where to live is important. どこに住むかが重要です。
先程も書いていますが、あまり聞かないですね。
少しむりやり文章を作っています笑
これらの疑問詞+to不定詞を目的語に持ってきたほうがよっぽどスッキリした文章になります。
It is important what to learn. 何を学ぶべきかが重要です。
It is important when to start. いつ始めるかが重要です。
It is important where to live. どこに住むかが重要です。
この例文では形式主語のItを使っています。
そうすることで要点を文頭にもってきて理解しやすい文章になります。
ですので、疑問詞+to不定詞を主語として使うこともできる。
と覚えておく程度でいいかもしれません。
補語としての使い方
主語S動詞V補語CのSVCの形になり、主語Sと補語Cがイコールで結ぶことができるのが特徴です。
The important thing is how to fix. 重要なことはどうやって解決するかです。
The important thing is what to do. 重要なことは何をするかです。
The important thing is where to live. 重要なことはどこに住むかということです。
この用法の場合、主語をかなり強調できます。
会議などで、「今、重要なことは~~」と切り出すような場面で、効果を発揮します。
先程も紹介した形式主語でIt is important what toで同じような意味を表現できますが、より強く「重要なのは」と強調できるのは、主語にThe important thing isと持ってきた場合になります。
目的語としての使い方
ようやく目的語としての使い方にたどり着きました。
これが一番今回紹介したかった表現です。
一番よく使う。使える用法ですからね。
更に言えば、一番簡単な用法とも言えます!
I don’t know what to do. 何をすべきかわからない。
I don’t know how to do. どうするかわからない。
I confused what to do. 何をすべきなのか混乱しました。
感覚的にすぐに使える用法だと思います。
単純に、疑問詞+to不定詞をただの名詞のような感覚で使えばいいだけ。
それだけです^_^
記事の最初に紹介した、例を持ってきてみます。
what to do「何をするべきなのか」
how to do「どうするべきなのか」
where to go「どこへいくべきなのか」
when to go「いついくべきなのか」
which to choose「どちらを選ぶべきなのか」
これらを単純な一つの名詞と捉えてその前にI don’t knowとかI confusedをつけるだけでOKです。
もちろんto不定詞の動詞を変化させればより、多くの表現をすることができます。
下の基本的な例文では、目的語に絞って例文を紹介しますので、確認してみてください!^_^
基本的な例文
I don’t know what to do.
私はどうしたら良いかわかりません。
Do you know when to leave.
あなたはいつ出発するか知っていますか?
He didn’t know how to study English.
彼はどうやって英語を勉強すれば良いのかわかりませんでした。
She was perplexed which to buy.
彼女はどちらを買えば良いのか迷っていました。
I don’t know where to go after this.
私はこの後どこへ行ったら良いかわかりません。
I didn’t know what to say then.
私はその時なんと言っていいのか分かりませんでした。
Please tell me which to watch in those movies.
あれらの映画の中でどちらを見るべきか教えてください。
They will know where to go soon.
彼らは間もなくどこへ行くか知るでしょう。
I have to decide which to buy.
私はどちらを買うか決めなければいけません。
Please tell us how to use this.
これはどうやって使うか私たちに教えて下さい。
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