Canの「〜できる」だけじゃない!4つの使い方を例文で解説
みなさんも can = 「〜できる」 という意味は知っていると思います。
でも実はそれだけではありません!
can には「〜できる」以外にも 依頼・許可・可能性 を表す用法があります。
今日はその4つの使い方をまとめて解説していきましょう。
Canの使い方4パターン
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能力:「〜できる」
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依頼:「〜してくれない?」
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許可:「〜していいよ」
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可能性:「〜するかもしれない/〜し得る」
① Can(能力)〜できる
最も基本的な使い方です。
例文
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I can solve the problem.
その問題を解決できるよ。 -
He can drive a car.
彼は車を運転できるよ。 -
She can play an instrument.
彼女は楽器を演奏できるよ。
疑問文
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Can you solve the problem?
その問題を解決できますか? -
Can he drive a car?
彼は車を運転できますか?
👉 Can を文頭に置くだけで疑問文が作れます。
注意ポイント
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He / She など三人称単数でも、動詞は常に 原形 を使います。
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“Can you eat sushi?” は直訳だと「寿司を食べる能力がありますか?」というニュアンスになります。
自然に聞きたい場合は Do you like sushi?(寿司は好き?) を使いましょう。
② Can(依頼)〜してくれない?
「〜できる?」よりも「〜してくれない?」とお願いする意味でよく使います。
例文
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Can you help me?
手伝ってくれない? -
Can you tell me?
教えてくれない? -
Can you show me?
見せてくれない?
👉 この場合は「能力」ではなく「依頼」としての can です。
③ Can(許可)〜していいよ
相手に許可を与えるときにも使えます。
例文
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You can leave now.
もう出発していいよ。 -
You can keep it.
それ持ってていいよ。(あげるよ) -
You can tell him.
それを彼に伝えていいよ。
👉 直訳すると不自然に見えることもありますが、会話では「〜していいよ」という許可のニュアンスになります。
④ Can(可能性)〜かもしれない/〜し得る
少し難しいですが、can には「可能性」を表す使い方もあります。
例文
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This conference can be useless.
この会議は無駄になるかもしれない。 -
Everybody can make mistakes.
誰でもミスをし得るよ。 -
Smoking can cause cancer.
喫煙はがんの原因になり得ます。
否定形 にすると「あり得ない」「そんなはずはない」という意味になります。
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It can’t be right!
そんなはずない!
基本的な例文まとめ
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I can run very fast.
私はとても速く走れます。 -
He can speak Japanese very well.
彼はとても上手に日本語を話せます。 -
They can understand two languages.
彼らは2ヶ国語を理解できます。 -
Can you hear me?
聞こえますか? -
Can she confirm her schedule?
彼女は自分のスケジュールを確認できますか? -
What time can you come here?
何時にここに来られますか? -
Where can we see the penguins?
どこでペンギンを見ることができますか?
→ We can see them at the zoo.
まとめ
can には次の4つの使い方があります。
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能力 → 「〜できる」
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依頼 → 「〜してくれない?」
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許可 → 「〜していいよ」
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可能性 → 「〜かもしれない」「〜し得る」
👉 すべての意味に共通するのは「可能性」のニュアンスです。
👉 文脈によって「できる」「してもいい」「かもしれない」と訳し分けましょう。
can をマスターすれば、英会話の幅が一気に広がります!
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