こんにちわ。
アメリカで働いて見てわかるのは、仕事への向き合い方が日本とまったく違うってところです。まず家族を第一として考えていますよね。だから無駄に残業なんてしません。
私が日本で働いていたときのことを振り返ると家族を省みず、自分の時間を犠牲にしてせかせかと一生懸命会社につくす。そんな働き方が当たり前といった感じでした。
その時の先輩は週末を除いて子供の顔を見るのは寝顔だけだって言っていたのを思いだします。
私も残業100時間越えなんて別に驚くことでもないくらいの感覚でした。
わからない人もいるかもしれませんので、一応説明すると、週5日働いたと仮定して、朝8時から夜17時が定時だとすると、毎日5時間残業、22時帰りってことです。これを毎週。
日本では、なんであんなにも長時間労働が常態化してるんでしょうね?そんなに働いて働いて、結局何が残るんでしょうか?
私はそんなに時間を搾取されていい人生が歩めるとは思えません。
でも転職しても似た企業ばかり、家族がいれば養わなければなりませんし、ましてや家のローンなどがあるならなおさらで動きづらいかも。
もちろん、すべてが悪いわけではありませんし、そういった働き方が普通にできるみなさんを心から応援したいと思っています。私も日本に帰れば同じ環境ですしね。
ただ、アメリカを始めとして、諸外国からそういった働き方を見たら少し変な風に映るかもしれません。
なんでそんなに尽くすのか?どんな見返りがあるのか?家族は平気なのか?体力は持つの?などなど。
実際によく聞かれるので、これがアメリカ人から見た感想です。
アメリカでは共働きが当たり前ですし、男性が料理、家事をやるのも当たり前です。だから、そもそもそんなに残業したら今度は家庭が回らなくなってしまいます。
また、日本では帰りづらい、帰れない雰囲気がある。他の同僚がやっているのに自分だけ帰れない。→これももっともです。
じゃあ、どんな違いが日本とアメリカにあるのか考えて見ると、日本の方が仕事量がギュウギュウに詰められ過ぎに感じます。
だからそれを終わらせるためには、残業だ!となってしまって、かたやアメリカでは、仕事が多すぎるなら、人を入れて効率的に進めて行く。といった感じかと思います。
すみません。感じたままに書いてますが、もっと本質的な理由もあるのかもしれません。
日本とアメリカで労働した経験を持つ私としては、やっぱり働くとしたらアメリカの方がいいなぁ。
私も家族の時間を大切にしたいですし、毎日子供の寝顔だけじゃなくてその日その日の出来事なんかを聞きたいです。(息子はまだ2才なのでまだ無理ですが)
とにかく私としては、この両方労働環境を少しでも垣間見れたのはとってもいい経験になりました。日本の労働が少しでも良くなって行くことを心から願っています。
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