What を使った文はどんなパターンがある?
今日のテーマは 「What」。
とても基本的な疑問詞ですが、しっかりパターンを理解していないと、とっさの会話で表現に差が出てしまいます。
混乱を避けるためにも、ここで基本をおさらいしておきましょう!
What の基本パターンは以下の5つ です。
① What+be動詞
② What+do/does(助動詞)
③ What+名詞+do/does(助動詞)
④ What+be動詞+動詞ing
⑤ What+一般動詞
これを押さえれば、会話で困ることはほとんどありません!
① What+be動詞
例:
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What is this? これは何ですか?
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What are those? あれらは何ですか?
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What is in the box? 箱の中には何がありますか?
このときの What は補語を表しています。
例えば「What is this?」は「What(何)=this(これ)」という関係。
同様に、You are a genius. の場合は「You=a genius」となり、主語と補語がイコールの関係になります。
② What+do/does(助動詞)
助動詞 do / does を使った疑問文の形です。
例:
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What do you like? 何が好きですか?
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What do you do? あなたは何をしていますか?
-
What does he know? 彼は何を知っていますか?
👉 間違いやすい例として「What do they go?」は正しくは Where do they go?(彼らはどこに行くの?)となります。
③ What+名詞+do/does
「What+名詞」で質問内容を限定できます。
例:
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What sports do you like? どんなスポーツが好きですか?
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What toys does your son have? あなたの息子さんはどんなおもちゃを持っていますか?
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What kind of alcohol do you drink? どんな種類のお酒を飲みますか?
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What song do you like? どんな歌が好きですか?
👉 「What do you like sports?」とは言えないので注意!
④ What+be動詞+動詞ing(現在進行形)
進行形を使った質問文です。
例:
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What are you doing? 何をしているんですか?
-
What is he looking for? 彼は何を探しているのですか?
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What are they talking about? 彼らは何について話しているのですか?
⑤ What+一般動詞
最後は「What」を主語として使うパターンです。
例:
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What makes her happy? 何が彼女を幸せにしているのですか?
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What makes me angry? 何が私を怒らせているのか?(自問的な表現)
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What happened? 何が起こったのですか?
👉 この場合の What は「何が〜する」とそのまま主語の役割を果たします。
注意ポイント
-
現在形の場合、What+動詞 のときは動詞に -s がつくことがあります。
例:What makes her happy?
👉 これは「What」を三人称単数として扱うためです。
まとめ
今回は What の5つの基本パターン を整理しました。
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What+be動詞
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What+do/does
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What+名詞+do/does
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What+be動詞+動詞ing
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What+一般動詞
さらに応用として、時制が変わるだけで同じパターンを使うことができます。
例:
-
What are you doing?(何をしているの?)
-
What were you doing?(何をしていたの?)
👉 What 自体の使い方は変わらないので、時制のルールをあわせて覚えれば応用自在です。
英語を話すとき、「What」を使いこなせれば質問の幅が一気に広がります。ぜひ繰り返し声に出して練習してみましょう!
豆知識 💡 ネイティブがよく使う What のフレーズ集
1. What’s up?(調子どう?)
👉 挨拶代わりのカジュアル表現。
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A: Hey, what’s up?
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B: Not much. Just watching TV.
(やあ、元気?― 特にないよ。テレビ見てるだけ。)
2. So what?(だから何?)
👉 少し挑発的な響き。注意して使おう。
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A: He’s richer than you.
-
B: So what? I’m happy with my life.
(彼は君よりお金持ちだよ。― だから何?自分の人生に満足してるよ。)
3. Guess what?(ねえ、聞いて!)
👉 良いニュースや驚きを切り出すときに使う。
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A: Guess what? I passed the exam!
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B: Wow, really? Congrats!
(ねえ、聞いて!試験に合格したよ!― ほんと?おめでとう!)
4. What’s happened? / What happened?(何が起こったの?)
👉 どちらも自然に使える。
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What happened yesterday?
昨日何があったの? -
What’s happened to him?
彼に何があったの?(今の状況を強調)
5. What if〜?(もし〜ならどうする?)
👉 仮定を表す便利なフレーズ。
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What if it rains tomorrow?
明日雨が降ったらどうする? -
What if we miss the bus?
バスに乗り遅れたらどうしよう?
6. What a 〜!(なんて〜なんだ!)
👉 感情を強く表すときに使う。
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What a beautiful day!
なんて素晴らしい日だ! -
What a surprise!
なんて驚きだ!
まとめ 📝
「What」は疑問文を作るだけでなく、挨拶・驚き・感情表現・仮定 など、日常会話のあらゆる場面で大活躍します。
基本のパターンに加えて、こうした表現を覚えておくと会話がぐっと自然になりますよ!
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